黒いキューブの中は和カフェみたいな癒し空間。
木肌はマットでしっとりと
彦根市、旧家が立ち並ぶ古い街並みに計画されたUさんのお住まい。
構造材に地元・滋賀建材を使用し、気候風土に合わせて調湿する造りです。
外観はスタイリッシュなガルバリウム鋼板の外壁を採用し、和モダンな印象に仕上げられています。
大きな近隣住宅とのバランスやUさんのご予算に配慮して、建坪を29坪に抑えながらも実際よりも大きく見えるデザインを工夫しています。
また家のなかは貴をふんだんに使ったナチュラルな空間に。ツルツル、ピカピカではなく、しっとりとマットに仕上げられた木のやさしい表情はすぐにご家族に馴染んで居心地の良さを与えてくれます。
家具や建具はすべてオリジナルで製作。住むほどに味わいが深まり、価値が高まる木の家にとても満足しています。
【限られた予算でも知恵を絞って
全力を尽くしてひとつでも多くの希望を叶えてくれる人柄が決め手でした】
もともとはハウスメーカーも含めて、他社をいくつか検討していました。
希望を言えば見積もりが上がる…そんなやりとりがずっと続きました。
夢と現実のギャップに『本当に頼める会社はあるんだろうか』と不安になったものでした。
予算的に難しいと言われ古家のリフォームを提案されたこともありました。
そんな時、コンビニでたまたま手に取った情報誌で近江八幡に大治工務店があることを知り、アクセスしてみました。
対応してくれた川嶋さんは『設計の工夫で実現できますよ。やってみましょう』といってくれ
初めて家づくりを任せられる人に出会え、胸をなでおろしました。
ご家族で工務店を経営されていることもあり、川嶋さんのお父さんである大工さんもかなり融通してくださったように感じています。