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vol.5 「アメカジな家」

和とアメカジ、2つの顔。
京町家がテーマの外観とラフに寛げるリビング・・・・

竹林が広がる京都の住宅地で新築されたO氏邸。外観は街並みに馴染むように「町家」をイメージしてデザインされました。格子に覆われたアプローチを抜け、玄関へ。室内は一転して、ラフさを残したデザインで木がふんだんに使われています。ハンドメイドされたアイアンやチェッカーガラスがアクセントになり、カジュアルな雰囲気。カウンターのあるアイランドキッチンが暮らしのメインステージになっています。



【住宅雑誌の編集をしている親友からの薦めで】
希望に合いそうな数社を候補にあげてもらって訪問。建てた後も長いお付き合いになるので、対応してくれる担当者さんの人柄も重視しました。
実際に会ってみて川嶋さんは何でも相談できそうな雰囲気の方でした。想いが伝えやすく、予算面でもずいぶん相談にのってもらえました。
また、別の工務店で建築中だった隣家が完成したことで、急遽、建築確認申請の直前まで作り込んでいたプランを変更。
大治工務店さんのせいではなかったのに、本当に労力を惜しまずに対応してくださいました。普通なら対応してもらえないような大変更だったと思います。
工事中も臨機応変に様々な要望に応じていただき、納得のマイホームが完成しました。
大治工務店さんじゃなかったらこの満足感は得られなかったと思います。(お話:Oさま)

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、ぐるりと回れて家事効率もアップ。
木製の造作カウンター収納をプラスし、引出しの取っ手はシンプルなフォルムながらスパイスの効いたモノをセレクトしました。
カウンターの立ちあがりは洗剤ボトルを完全に隠せる寸法です。

和室

キッチンやランドリーから真横につながる和室。
お子さんのお昼寝を見守りながら家事がスイスイとこなせます。

キッチン収納

キッチン収納は渾身の作。
可動式の棚やスペースを2倍に増やせるスライド式のカウンターなど、使い勝手を考えて作りました。

玄関

土間収納のある玄関。
格子に覆われて、通行人からの視線も気になりません。

外観

全面に焼き板を一枚一枚丁寧に張った外観。
外部収納もあり、タイヤや灯油、ご主人の趣味であるバイクも収納ができる工夫の逸品です。

フロア

フロアは幅広のオーク材をオスモカラー(安心・安全な自然塗料)でオイル仕上げ。
無塗装のように木の風合いが感じられます。
建具は空間に合わせてすべてオリジナル製作です。

脱衣所

脱衣所には着替えを収納できる大きな棚を造りつけました。
下部は入れ口を開け、楽に洗濯物を洗濯かごへ入れることができます。

階段

階段の手すりはハンドメイドのアイアンを採用しました。
ポール部分は太さを同じにせず、手作りならではの面白さを楽しめます。

POINT

玄関横にシューズクロークを設計
家族はこちらで靴を脱いで家の中へ

家族専用の動線も設けているのでいつもすっきりとした状態が保てます。靴やアウトドアグッズはもちろん、コートを掛けておける収納を造作しています。外で使う遊具やベビーカーも折り畳まずにそのまま出し入れOK。

主寝室のウォークインクロゼットは全面、杉の板張り
抜群の調湿効果です

全面を木で覆ったクロゼットは、吸湿に優れており、洋服がジメッとすることがありません。奥様が研究した収納計画に基づいて、ハンガーパイプの取りつけ位置や棚の奥行など細かなリクエストに対応しています。

作家さんが手仕事で作ったアイアンの手すり、
表札など雰囲気のいいアイテム

大治工務店の地元・近江八幡で活動するアーティストとのつながりを活かしたおしゃれなアイアン小物がちらほら・・・。手作りならではのぬくもりに溢れ、愛着のわく逸品に仕上がっています。

外壁は焼き杉を一枚一枚丁寧に横張りに
軒裏は朱色を塗り、アクセントに

濃い茶色がベースの外観は、朱色の軒裏が差し色となり、あか抜けた印象に。焼き板は横張りにして、個性を演出しています。歳月を経て、木目がはっきりと美しく浮かび上がるようになります。

DATA

施工総額2500~3000万円 家族構成夫婦+子ども2人
敷地面積187.57㎡(56.7坪) 延床面積123.37㎡(37.3坪)
工法・構造木造軸組2階構造 施工年月2014年3月