【外観】
玄関アプローチ。杉材の軒天の美しさを感じる玄関ポーチは、ゆったりとした幅の階段を設けて、全体の雰囲気をまとめています。

【外観】
「天竜焼杉」の外壁。大迫力の質感の「天竜焼杉」。今回、当社でも初めて採用しましたが、その質感の良さに魅了されました。軒が深い場合など、今後もぜひおすすめしたい外壁材です。

【外観】
ご夫婦がこだわった「小さな質の良い家」にぴったりの家ができました。外構はこれから少しずつ、ご夫婦の手と年月が作り出し、より味わいのある雰囲気になることでしょう。

【ホール】
玄関框はなく、フローリングを貼り伸ばしたままとしました。 玄関巾木も設けず、アルミアングルで見切っています。
建具は、「スプルース材の框戸」にフロストガラスを入れています。ドアの上部の欄間部分には透明ガラスをいれて、より空間のつながりをだしています。

【ホール】
スプルース材の框戸をクリア仕上げとしました。
その他は、白い建具で壁と一体感を感じる造りですが、このドアだけはｸﾘｱで仕上げて、入口のドアにふさわしい温もりのある仕上がりです。

【ホール】
ドアを開けると、南側からの明るい日差しが差し込みます。
南北に長い視線が抜けることで広がりを感じるようにしています。
玄関ドアをあけ放っていても、室内が見えないように、間取りを工夫していますので、安心です。

【LDK】
向かって右側の
三枚引き戸の掃き出し窓は床から40センチほど上げることで、人や物のちょっとした腰掛スペースになります。

【LDK】
平屋ならではの『勾配天井』。勾配のスタートをできるだけ低くして、座った時にも居心地のいいスペースとなるように工夫しています。
勾配天井は「シナベニヤ仕上げ」です。

【LDK】
建具職人さんによるオーダーメイドの木製建具です。
外部建具も木製でお作りが可能です。経年変化によって、味わいがでるのが、アルミ製サッシと違うところですね。

【物入】
廊下に設けた物入は、壁になじむ白い塗装仕上げです。

【洗面室】
造作洗面台です。天板と面台（奥の立ち上がっている部分は少し奥行があり、ちょい置きしたりできるスペースでもあります）は、水にも強いモールテックスで仕上げています。
洗面台の使い方はご家族によりそれぞれですが、シャワーホース付きタイプの水栓をお選びいただきました。
洗面室とトイレの壁は、塗装下地クロス「コバウ」の上に、ドイツのプラネット社の「クイック＆イージー」という塗装を施主施工で仕上げていただきました。
大理石の骨材が質感と表情を作り出す塗装です。また、強アルカリ性の性質により、カビの発生を抑えるためトイレや洗面室の壁にピッタリの塗装です。

【洗面室】
廊下から洗面室を見る。
窓のは、外観のバランスも検討して、こちらのスクエア型に決定しました。

【トイレ】
小さな手洗いスペースもあるトイレ。シンプルな造りですが、かんぬき錠（写真左手前）を選定するなど、細部までこだわっています。

【寝室】
天井高を低くして、落ち着き感のあるスペースとなっています。
窓は、外部から中が見えないよう天井いっぱいで取り付けています。
価格を抑えつつ、デザイン性のある片引き窓を選択。

【外観】

【工事レポート】
ここの土地！と決まるまでに何度も紆余曲折がありました。
家づくりの細かい部分まで施主自身が検討していただきました。また、フローリングのクリア塗装は施主自身で行うなど、セルフビルドも取り入れられました。

【基礎工事】
こちらは、洗面室の床下です。
水色がお水、オレンジ色がお湯、ｸﾞﾚｰが排水です。サヤ管ヘッダー方式で、将来のメンテナンスが容易なやり方です。

【上棟】
感慨深い、上棟の日です。
上棟は、応援大工さんにも来てもらって、一気に柱や屋根の骨組みまで作り上げます。
昨日まで、平面的だった建物が一気に立体になるので、すごく面白いです。
順調に屋根まで伏せることができて、一安心。

【上棟】
上棟（棟上げ）の日に、屋根の野地板（平たいベニヤ板）まで一気に施工します。
細かい金物や筋交いなどは後日、大工さんが進めてきます。

【木工事】
リビングの天井にシナベニヤを目透かし張りしました。
目地をどこにもってくるかによっても、印象が変わります。
リビングは勾配天井にしています。お部屋の容積が広くなる分、部屋が広く感じますし、勾配天井を活かした照明や窓の取付位置にするのおススメです。